延命寺

不空羂索観音
大祭護摩01

住職より

令和二年庚子閏年をご先祖さまと活かされている様々な生命に感謝して供養し、
少しでも徳分、福分を積まさせて頂いて、明るい日の和が広がるよう念じております。

朝日は(東)、西の世界を照らします。
夕日は東の世界を照らします。拝む方の前からも後ろからも照らされています。見ています。

今まで、どれだけのお金や、多くの生命や物に養われて、使ってきたのだろう。
太陽代、月代、星代、空気代、マグマ代、海水代など本来宇宙、地球の生き物、原油代、天然ガス代、みんな無料です。
動物も魚も鳥も樹木も花も他みんな無料で無量の生命を提供しあって生きています。

当山では、夜、五合の美味しいおむすびに甘茶をかけて(のどを通りませんから)、
お酒やお菓子他お供えして、タライにお湯を入れ(冷たい海・川で亡くなった方などお風呂)一時間半境内で三界万霊の供養。
各地・各家・お墓では今まで二万五千回になると思います。
八日夜は二畳敷位に大御馳走をお供えして供養し、後、壇の火に投入して全国に届くよう大施餓鬼護摩供養をしています。
全国唯一、十九年間しています。

皆様にとりまして、よりよい一年でありますように至心に念じております。

合 掌

吉祥山延命寺 第二十七世住職
口 羽 秀 典


大祭護摩02
黄不動